その頃、ダニエルは、ベルシャシャル王の治世の第三年のことについて、一つの啓示を受けていた。その言葉は真実であり、大きな戦いについてのものであった。彼はそのことばを悟ろうとして、三週間のあいだ、悲しみに沈んでいた。
三週目が終わろうとするころ、ティグリス川のほとりに立っていた。川面は鉛色を帯び、早春の冷たい風が岸辺の葦を揺らし、ささやくような音を立てていた。空は低く垂れこめ、雲が羊毛のようにたれこめており、光はどこか遠く、遮られたようだった。彼は名の通った大川の畔にいたが、その心は、はるか彼方のエルサレムの荒れ果てた石垣へと引き裂かれていた。三週間、佳い味の食物は口にせず、肉も酒も近づけず、とうてい香油さえも身に塗らなかった。喪に服する者のように、彼は粗布をまとっていた。
身体は弱っていた。断食の日々が骨にしみ、歩くたびに膝がわずかに震えるのを感じた。しかしそれ以上に、内側から押し寄せる重たい啓示の予感が、彼を苦しめていた。それは夢とも幻とも違う、言葉にならない確信のようなものだった。彼は川の流れを見つめながら、過去に与えられた数々の幻を思い返していた。獣の幻、角の幻、やがて来るべき苦難の時…。今回の言葉も、それらに連なる、しかしさらに深く暗い戦いの予告のように思えてならなかった。
風が一段と強くなり、葦のささやきが渦巻くうめき声に変わった瞬間だった。
ふと、対岸に人の姿が見えた。
最初は遠く、水かげんに揺らめく影のようにしか見えなかった。だが、ダニエルが目を凝らすうちに、その姿は急速に、しかし音もなく近づいてきた。川を歩いているというより、水面の上を滑っているようだった。光の具合で輪郭がぼやけ、見ているだけで目が痛くなった。
その者は、亜麻の衣を着て、腰にはウファズの純金の帯を締めていた。その身体は宝石のようで、顔は稲妻のひらめきのようであり、目は燃えるたいまつのようであった。腕と脚は磨かれた青銅の輝きを放ち、そのことばの声は大群衆の声のようであった。ダニエルはただならぬ気配に、足が地に釘づけになった。呼吸が浅く、速くなった。これまで幾つもの幻を見たが、この存在の圧倒的な臨在は、それらをすべて凌駕していた。
同行していた者たちは、その恐るべき光景を見なかった。だが、何かが起こったことは感じ取った。彼らに突如として大きな恐怖が襲い、彼らは震えながら逃げ出し、身を隠してしまった。ダニエルはひとり取り残された。彼と、川の向こうの者だけが残った。
彼はその輝きに打ちのめされた。力が両脚から抜け、砂利の上に崩れ落ちた。顔を地面に向け、深い眠りが襲うように、意識のふちをさまよった。そして、人の手が彼に触れた。その触れ方は激しいものではなく、むしろ、転んだ幼子を起こすかのような、不思議な優しさを帯びていた。
手は彼の膝と手のひらに置かれた。ダニエルはうつむいたまま、震えが止まらなかった。
「ダニエルよ、大いに愛されている人よ」という声がした。それは先ほどの大群衆の声とは異なり、一人の人間が語りかけるような、くっきりとした、しかし底知れぬ深みを持つ声だった。「あなたの言葉に心を留めなさい。立ち上がりなさい。わたしは今、あなたのもとに遣わされたのだ。」
ダニエルはゆっくりと顔を上げた。目の前には、先ほどの光の存在ではなく、人のような形をした者が、彼を見下ろしていた。その容貌はまだ厳かではあったが、先ほどの圧倒的な輝きは幾分か和らいでいるように感じられた。ダニエルは口を開こうとしたが、唇がうまく動かない。ようやく絞り出した声は、かすれたささやきだった。
「わが主よ。この幻によって、苦痛が私に臨み、私は力を失いました。どうして、この僕がわが主ごとに語ることができましょうか。私からは、息さえも留まり、力も残ってはいません。」
すると、再び、人のような形をした者が彼に触れ、彼を力づけた。その触れられるごとに、微かにではあるが、体内に力が戻ってくるのを感じた。冷え切っていた手足に、血が巡り始めるような感覚だった。
「恐れることはない、ダニエルよ」その者は言った。「あなたの祈りを聞き入れられた初めの日から、あなたの言葉は聞き届けられた。わたしは、あなたの言葉のために来たのだ。しかし、ペルシャの国の君が二十一日の間、わたしに立ち向かっていた。見よ、さし当たり、ミカエルという君のひとりが助けに来てくれたので、わたしはペルシャの諸王と対峙するためにそこに残ってきた。」
ダニエルの頭の中で、言葉がかみ合い始めた。三週間。彼が悲しみ、祈り、断食していた二十一日間。それは、天の領域での、目に見えない戦いの期間と符合していたのか。彼の地上での祈りが、目に見えぬ高みにおいて、ある決闘を引き起こしていたのだろうか。彼は自分の祈りの重みを、今まで考えたこともない深さで思い知らされた。
「そして今、わたしは来て、あなたに終わりの日に起こることを悟らせよう。あなたの民についての幻は、なお、遠い日のことなのだから。」
その者はさらに語り続けた。その声は、ダニエルに流れ込むようにして、未来に起こる王国の興亡、隠された戦い、苦難と救いの予告を告げ知らせた。ダニエルは聞き入った。彼の顔は依然として土のように青ざめ、唇には血の気がなかった。彼はうつむき、地面を見つめたまま、一言も発しなかった。
しばらくして、語り手が沈黙した。ダニエルは深く息を吸い込み、ゆっくりと顔を上げた。彼の目には、悲しみと畏れ、そしてわずかばかりの理解の光が混ざり合っていた。彼は口を開いた。
「わが主は、なぜ、私のような者に、これらのことをお話しくださるのでしょうか。あなたの僕には、このことばを語る力もありません。どうして、私などに、そんなことが…」
彼のことばは再び途切れた。すると、見よ、また別の、人の手のようなものが彼に触れ、彼の唇を閉じさせた。それは第三の接触だった。最初は倒された者を起こし、次に弱った者を力づけ、今、語る者を静めようとしている。
「大いに愛されている人よ、心配してはならない。平安があるように。勇気を出しなさい。勇気を。」
その声を聞くうちに、ダニエルは少しずつ力を取り戻していった。彼はゆっくりとうなずいた。
「わが主が私を力づけてくださるなら、お話しください。私は聞きます。」
すると、その者は言った。「わたしがあなたに語る理由を知っているか。あなたは、神の前に自分を低くした。あなたの祈りは天に届いた。そして今、あなたは悟るために立てられている。だが、知っておきなさい、わたしが去った後も、ペルシャの君との戦いは続き、やがてギリシヤの君が現れるだろう。それらはみな、あなたの民の運命と深く関わっている。」
その者はさらに詳しく、複雑に絡み合う王国と権力の変遷について語った。ダニエルは必死に記憶しようとしたが、そのことばの幾つかは、あまりに重く、遠く、今の彼には完全には飲み込めないものだった。彼はただ、それが真実であること、そしてそれが愛する民エスラエルに降りかかる苦難の予告であることを感じ取るだけで精一杯だった。
やがて、その者は語り終えた。川面に再び風が走り、葦がざわめいた。夕闇が川岸に迫り始め、遠くで鳥の鳴き声が一つ、二つと聞こえた。
「さあ、立ちなさい」その者は言った。「わたしがあなたに語ったことを心に留めなさい。そして、平安をもって行きなさい。」
そのことばを最後に、人のような形をした者の姿が、徐々に薄れていった。最初は輪郭がゆらめき、次に透明になっていき、やがて夕闇の中に完全に溶け込んでしまった。あたかも、初めから誰もいなかったかのように。
ダニエルは長い間、その場に立ち尽くしていた。足元には、彼が倒れたときに付いた、小さなくぼみが残っていた。身体は依然として衰弱し、空腹を感じていたが、内側には、来るべき艱難に対する覚悟のような、重く、しかし確かな何かが据えられていた。彼はゆっくりと踵を返し、身を隠した同行者たちを探しに、暗くなりゆく岸辺を歩き始めた。彼の背後で、ティグリス川の水は、変わらぬ速さで、暗闇に向かって流れ続けていた。




