聖書

聖なる境の祭司

朝もやがシティンの荒野にたなびく頃、アロンは会見の天幕の入口に立ち、目の前の金の祭壇から立ち上る細い煙を見つめていた。冷え切った砂の匂い、燔祭の脂肪の焦げる匂い、そしてどこか渇いた岩の息吹が混ざり合う空気を、深く吸い込んだ。肩にかかる祭司の服の重みは、まるで鉛のようだった。青、紫、朱色の糸で織られたエポデの下で、心臓の鼓動が不規則に高鳴る。

彼の背後では、まだ若い子ら、ナダブとアビフが、慎重に火皿を整えている。彼らの動きには、任命されて間もない緊張が滲んでいた。先日の出来事——主の前で違う火を捧げた者たちへの裁き——は、この宿営全体に鋭い沈黙を刻み込んだ。アロンはこめかみを押さえた。あの日の焼けるような熱気と、あの甘ったるく不吉な香りを、今もまぶたの裏に感じる。

「父よ」

振り向くと、次男のイタマルが、新しい子羊の皮で作った水袋を持って立っていた。頬には砂埃が付いている。アロンはうなずき、少量の水を受け取った。喉を通る冷たさが、かえって体内の乾きを自覚させた。

その時だった。天幕の奥、至聖所を隔てる垂れ幕の向こうから、低く、しかし明瞭な声が呼びかけるのが聞こえた。

「アロンよ」

足元の砂が微かに震えた。息子たちの動きがぴたりと止まる。アロンはゆっくりと天幕の中へ歩を進めた。色とりどりの撚り糸で精巧に織られた垂れ幕が、ほのかに揺れている。中には入れない。彼はひざまずき、額を砂につけた。

主の声は続いた。それは雷のようでもなく、風のようでもなく、むしろ深い淵の底から響いてくるような、あらゆる隙間を埋める重い音色だった。言葉は一つ一つ、アロンの骨に刻まれるように伝わってきた。

——あなたとあなたの子たちは、聖所に関する罪を負わなければならない。あなたとあなたの子たちだけが、祭司の職務についての罪を負うのだ。

アロンの背筋に冷たい汗が走った。責任の重さが、物理的に肩を押しつぶすかのようだ。これまでも感じてはいた。しかし、こうして明確に言い渡されると、それは赦しではなく、永遠の務めとして宣告された感じがした。

声はやまず、務めの詳細を語り始める。祭壇の奉仕。至聖所の前で灯をともすこと。イスラエルの子らがささげるすべての聖なるもの——穀物の捧げ物、贖罪の捧げ物、過越の子羊の肉、初子の銀——それらはすべて、あなたとあなたの子たちのための永久の分け前となる。それは主への奉仕の報酬である。

言葉と共に、アロンの脳裏に映像が浮かんだ。打ち場で脱穀されたばかりの大麦の黄金の山。オリーブを搾った最初の一滴の輝く油。群れから分けられた最も健康な子羊の、温もりさえ感じられる毛並み。しかしそれらは、単なる報酬ではなかった。声は厳しく続けた。

——あなたがたは、イスラエルの人々が聖なるものに近づいて、怒りが彼らの上に臨むことのないように、見守らなければならない。

これが核心だった。民と聖なるものとの間に立つ「垣」。彼らが不用意に近づき、あの火に焼かれることのないための生ける盾。それが祭司の本質なのだ。アロンは自分の肉体が、ただの肉の塊ではなく、聖と俗を分ける境そのものになることを悟った。その使命は光栄であり、同時に恐ろしい孤独でもあった。

声はさらに、レビの部族について言及した。彼らは、アロンとその子らに与えられたものの、いわば「十分の一」として、主からアロンに贈られる贈り物である。彼らは会見の天幕の雑事を担い、あなたがたを助ける。しかし、彼ら自身は聖所に近づいてはならない。器具に触れても、祭壇に近づいてもならない。さもなくば、彼らもあなたがたも共に死ぬ。

アロンは目を閉じた。レビの者たち——兄弟たちの顔が浮かぶ。彼らもまた、主に選ばれた。しかし選びの中にも階層がある。これは平等な分担ではない。ある種の聖なる序列が、砂漠の民の中に、目に見えないけれど確固とした形で築かれようとしていた。

「…すべて、イスラエルの人々が、主にささげる最も良いもの、すべての奉納物は、それをあなたに与える。これはあなたと、あなたと共にいるあなたの子らとに与えられる永久の分け前である」

声はやんだ。深い静寂が天幕を満たした。外では、すでに日が高くなり、砂がきらめく音、遠くで羊の鳴く声が聞こえる。日常が戻ってくる。しかし、すべてが変わった。

アロンはゆっくりと起き上がり、垂れ幕から離れた。足取りは重い。入口に出ると、ナダブとアビフ、エレアザルとイタマルが、固まったように彼を見つめている。彼らの目には、問いかけと畏れが渦巻いていた。

アロンは言葉を探した。主の言葉をそのまま伝えるべきか。しかし、それはあまりにも重すぎる。代わりに、彼は祭壇の傍らに積まれた薪を指さした。

「ナダブ、エレアザル。今日の午後の捧げ物の準備をしなさい。火は主がお与えになった聖なる火だけを使う。ほかの火を持ち込んではならない。決してだ」

彼らの顔が強張った。あの記憶がよみがえったのだ。アロンは続けた。

「イタマル。レビの族長たちを集めてくれ。…彼らにも、新しい務めについて話さなければならない」

日差しがじりじりと肌を灼く。アロンは胸に縫い付けられた十二の宝石——イスラエルの十二部族を表すそれら——に手を当てた。石は冷たくはなかった。むしろ、彼の体温で温められていた。この務めは孤独だ。しかし、彼は一人ではない。彼には息子たちがいる。レビの兄弟たちがいる。そして、荒野を共に行く、牛や羊のように、時に愚かで、しかし愛おしい民がいる。

彼は聖所を見つめた。至聖所には、契約の箱が安置されている。主の臨在がそこにある。彼の務めは、その恐るべき臨在と、革のテントに住み、砂埃にまみれて生きる民との、はざまに立つことだ。それは祝福であり、また、とてつもない危険を伴う立ち位置であった。

風が吹き、天幕の入口の垂れ幕を翻した。アロンは、これから始まる長い一日、長い一生の重みを、全身で受け止めた。彼は祭司である。主が砂漠に定められた、聖さの番人。その使命は、今、この瞬間から、彼の血となり、肉となった。荒野は果てしなく広がり、雲の柱はまだ動かない。彼は深く息を吸い、息子たちの傍らへと歩み寄った。

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