聖書

灰の中の証言 揺るがぬ義の地盤

風は、東から吹いてくる熱気を運び、ヨブの粗末な麻の上衣の端を揺らした。彼は穴の開いた敷物の上に座り、目の前には無限に広がる砂丘が夕日に照らされ、黄金から深紅へと色を変えていた。断崖の影が長く伸び、その陰で、昼の酷暑を耐え忍んだわずかな草がかすかに息づいている。ここは灰の上ではない。痛みが骨の髄まで浸透し、皮膚は病に蝕まれているが、彼の内側には、炎のような確信がくすぶり続けていた。彼は、沈黙の中で、自らの歩みを振り返った。一つひとつ、石を積み上げるように。

かつて彼の天幕は祝福に満ち、羊の群れの声、ろばの足音、僕たちの活気ある掛け声で満たされていた。しかし今、彼の耳を満たすのは、砂が岩を打つ音と、自身の荒い息づかいだけだ。彼は心の中で言葉を紡ぎ始めた。それは証言であり、彼の魂の前で、見えざる法廷に捧げる宣誓の言葉であった。

「わたしは若い日、目と契約を結んだ」と、彼は目の前の虚空に、しかし誰よりも確かな存在を感じながら語りかける。「娘なる者に、どうして思いを寄せようか。そうすれば、上の神は、わたしをどうさばかれるだろう」。夕闇が迫り、最初の星がぽつりと天幕の切れ目から見えた。彼はかつて、その星々を、秩序を定められた神の御手の業として見上げたものだ。目に映るものすべてが、誘惑の種ではなく、創造主への賛美へと通じていた。彼は目を閉じ、記憶の中の清らかな思いを辿る。

次に、彼の心は「つまずき」へと向かった。忠実さの欠けた者、偽りの秤を使う者、隣人の畑を貪る者への裁き。彼は自分の農地の端に立ったことを思い出した。収穫の時、僕たちが誤って隣接する畑の実りを刈り込まないよう、彼は自ら石の境界標を確認し、むしろ自らの分け前から貧しい者に与えるよう命じていた。「もし、わたしの所有する地がわたしに対して叫び、そのうねがいさえも、共に泣くならば…」。その言葉と共に、彼の頬を一粒の汗が伝った。それは熱さのためではなく、あまりにも鮮明な誠実さの記憶のためだった。不正な利得で耕された土地は、呪いの実しか結ばない。彼はそれを骨の髄から知っていた。

彼は幼い頃、父から聞いたことを思い出した。奴隷についての律法。彼は自分の僕やはしためを、単なる資産ではなく、同じく土から造られた者として扱うよう心がけた。争いが起これば、まず彼らの言い分に耳を傾けた。「わたしを造られた方が、あの方をも、母の胎内で造られたではないか。唯一の方が、私たちを、胎内で形造られたではないか」。暗闇の中、彼はかつて足を痛めたエジプト人の僕、アビヒルの顔を思い浮かべた。彼はその傷が癒えるまで、軽い仕事だけを割り当て、必要以上に配慮した。それは憐れみからではなく、根源的な一致の感覚からだった。

そして、旅人や孤児のこと。荒れ野の民にとって、天幕の入口を閉ざすことは、死を宣告するに等しい。ヨブの天幕は、道に迷った者にとっては常に開かれていた。彼は、通りすがりの者に単にパンと水を与えるだけでは満足せず、彼らを座らせ、旅の労をねぎらい、傷があれば油を注いだ。孤児が、力ある者に土地を奪われるのを見た時、彼は臆さずに立ち上がり、その小さな相続を守った。それは勇気ではなく、当然の務めだった。「わたしが孤児を見捨てたなら、わたしの肩は骨から外れ、腕も折れちぎられたであろう」。今、彼自身がすべてを失い、孤児のように感じている。しかし、彼の心には、かつて施した慈しみの温もりが、冷たい灰の中に残る小さな火種のように、かすかに燃え続けていた。

富について。彼は多くの金や織物を所有していた。しかし、それらが心を支配することを許さなかった。黄金の輝きに心躍らせたり、収穫の豊かさに我を忘れて自慢したりしたことはなかった。「これは、わたしの希望であった」と、彼は砂の上に指で無意識に線を引いた。「わたしは手のひらを開いて、すべてを受けた。そして、開いて、すべてを手放した」。手のひらを上に向けてみる。そこには、今、癒されないただれと、虚空だけがある。しかし、その空虚さの中に、彼は奇妙な確信を感じていた。偶像への傾倒、敵への歓喜、隠された罪…彼は自らの内をくまなく探った。虚栄のごみも、隠された悪意の影も見当たらない。彼の義は、外面的な行いを超えて、動機の根源まで清らかであった。

ついに彼は、最も深い願いを口にした。それは、自らの訴えを聞き届ける審判者への切なる希求だ。「だれか、わたしに聞いてくれる方があればよい。見よ、これがわたしのしるしである。全能者が、わたしに答えられるように。わたしを訴える者が、訴え状を書くように」。彼の声は、次第に強さを増し、荒れ野の静寂を破った。それは傲慢ではなく、圧倒的な純粋さからくる激しい訴えであった。彼は、神ご自身が、彼の証言の真実さを証言してくださることを望んだ。

夜は更け、無数の星々が、闇の天蓋にきらめいている。ヨブは疲れ果て、その痛む体を横たえた。物語は終わらない。苦難は続き、友人の議論はこれから激しさを増す。しかし、この瞬間、灰と絶望の中に座るこの男は、自身の魂の地図を、一点の曇りもなく、暗闇に晒したのだった。彼の義は、祝福の代償として計算されたものではなく、彼自身の存在の、揺るぎない地盤であった。風が再び吹き、砂をわずかに動かす。その音は、やがて訪れる激しい嵐の予兆のようにも、あるいは、遥か遠くで、この証言を書き留める筆の音のようにも聞こえた。

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