聖書

主への信頼と呪いの預言

エレミヤ書第十七章に基づく物語

ユダの王国は、主の御前に悪を行う者たちの支配する地となっていた。エルサレムの路地には偶像が立ち、人々は手作りの神々にひれ伏していた。預言者エレミヤは荒れ果てた野原に立ち、主の言葉を待ち望んでいた。

その時、主の言葉がエレミヤに臨んだ。

「ユダの罪は鉄の筆で記され、金剛石の先で刻まれ、彼らの心の碑と祭壇の角に深く刻み込まれた。彼らは青々とした野原の木々のように見えるが、実は枯れ果てた荒野の灌木に等しい。主を捨て、人間に信頼を置く者は呪われる。彼は荒野の裸木のように立ち、恵みが訪れてもそれを見ることがない。不毛の荒地に住み、塩気の強い不毛の地に留まる。

しかし主に信頼する者は祝福される。彼は水の畔に植えられた木のように、その根を川に伸ばす。暑さが来ても恐れることなく、その葉は青々と茂る。日照りの年にも憂いなく、絶えず実を結ぶ。

人の心は万物よりも欺きに満ち、極めて病んでいる。誰がこれを悟ることができようか。主である私は人の心を探り、胸の中を試し、その行いに従って報いる。」

エレミヤは涙ながらに叫んだ。「主よ、あなたは私の避け所、苦難の日の砦です。どうか私を癒し、救い出してください。」

すると主の声が再び響いた。「安息日を守らず、その日に重荷を担いでエルサレムの門に入る者は呪われる。彼らが聖別した日を汚すからだ。しかし安息日を聖別して守る者は祝福される。彼らはエルサレムに永遠に住む王のような者となる。」

エレミヤは主の言葉を携えてエルサレムへと向かった。町の陶器師の工房の前で、彼は主の指示に従い、粘土の器を買い求めた。そしてベンヒノムの谷にある陶片の門へと民の長老たちと祭司たちを連れて行った。

そこでエレミヤは主の言葉を宣言した。「ユダの王たちとエルサレムの住民よ、聞け。主はこう言われる。見よ、わたしはこの場所に災いをもたらす。これを通して聞く者すべての耳が鳴り響く。彼らがわたしを捨て、この場所を異質なものとし、彼らも彼らの先祖も、ユダの王たちも知らなかった他の神々にそこで香をたいたからだ。彼らはこの場所を無実の者の血で満たした。

見よ、彼らがトフェテと呼ぶこの場所で、わたしはユダとエルサレムについて計画したことをもはや教えず、示さないかのようになる。わたしはこの町の剣と飢饉と疫病によって、それを食べ尽くす者たちの手に渡す。そしてわたしは彼らを地上のすべての国々の嫌悪の的とし、わたしが彼らを追いやるすべての所で、嘲り、物笑い、のろい、恥辱とする。」

エレミヤは主から命じられた言葉をすべて語り終えると、手に持っていた粘土の器を地面に叩きつけて粉々に砕いた。そして言った。「万軍の主はこう言われる。わたしはこの民とこの町を、この陶器の器が二度と元に戻らないように砕く。」

祭司たちと預言者たちはエレミヤの言葉を聞いて激怒した。彼らはエレミヤを捕らえ、「お前はなぜ主の名によって預言して、この町はティルスのように荒廃し、住む者もなくなると言うのか」と詰め寄った。

しかしエレミヤは臆することなく答えた。「主がわたしを遣わして、あなたがたが聞いたすべての言葉をこの家とこの町について預言させられた。だから今、あなたがたの行いとあなたがたの手の業を正し、あなたがたの神、主の御声に聞き従いなさい。そうすれば、主はあなたがたについて告げられた災いを思い直される。」

エレミヤは主の審判の確かさを悟りつつも、民の悔い改めを願って祈り続けた。彼の心は砕かれた器のように千々に裂けていたが、主への信頼だけは水の畔の木のように確固としていた。彼は知っていた――主の慈しみは永遠に絶えることがないことを。

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