聖書

悔いと契約の更新

その日、エルサレムの城壁の陰は、午後になっても冷たさを失わなかった。漆喰の新しい匂いがまだわずかに漂う広場に、荒布をまとい、頭に塵をかぶった人々の群れが、しだいに集まっていた。男も女も、理解できる年齢に達した子どもも皆、一様に重い沈黙をまとっている。それは祝いの日々を経て、突然訪れた厳粛な気配だった。数日前、律法の書が朗読され、その言葉が、長い流浪の間に忘れられ、曖昧になっていた契約の重みを、突きつけるようにして彼らの胸に落ちてきたからだ。

集まりは、朝早くから始まっていた。半日近く、彼らは立ち続け、耳を傾けた。朗読されるモーセの律法の一節一節が、かつて先祖が歩んだ荒野の砂のように、乾いていて、そして確かなものに感じられた。やがて、人々の間に、かすれた泣き声が起こり、それはたちまち広場を埋めるうめきとなった。彼らの顔には、理解と後悔の色がくっきりと浮かび上がっていた。自分たちがなぜ、このように都に戻り、石を積み、敵の嘲りを浴びながらも壁を建てることを許されているのか。その理由が、律法の言葉と共に、痛みを伴って迫ってきた。

すると、レビ人たちが壇に上り、民に向かって叫んだ。「立ち上がれ。あなたがたの神、主をほめよ。とこしえからとこしえまで、ほめたたえよ。」そして、その名が祝福されますように、と続けた。しかし、その呼びかけは、祝祭の歓呼ではなく、深い淵から絞り出すような祈りの前置きだった。

一人の指導的な者が前に進み出た。彼の声は初め低く、震えていたが、次第に、積もった歴史を吐き出す大河のような力強さを帯びていった。

「主よ。あなたは、ただあなたのみが、天を造り、天の天とその万象を、地とその上のすべてのもの、海とその中のすべてのものを造られ、これらすべてに命をお与えになる方。天の万軍はあなたを伏し拝みます。」

祈りは、時間を遡った。混沌の中から秩序を呼び出した創造のみわざへ。そしてアブラハムへの選びへ。彼は、かつて偶像の中に生きていた一つの魂を見出し、約束をもってその腰を押された。あなたは彼の心が忠実であるのを見られ、契約を結ばれた。カナンの地をその子孫に与えると。

その言葉に、集まった人々の何人かが、うつむいた。ここはカナンだ。だが、自分たちは今、異国の王の許可を得て、やっと先祖の地にしがみついている。約束は真実だった。しかし、それを血肉とする民の側は、どうだったか。

祈りの声は、エジプトの苦しみと、奇跡的な救いの物語をたどっていく。紅海の水が壁となり、昼は雲の柱、夜は火の柱が彼らを導いた。シナイで律法を与え、天からのパンと岩からの水で養われた。それは圧倒的な恵みの連続だった。主は、彼らの乏しい信仰にも、不平の声にも、忍耐をもって臨まれた。荒野の四十年で、彼らの衣はすり切れず、足は腫れなかった。国々の王を彼らの前に倒し、約束の地を彼らのものとして与えられた。

語られる恵みの大きさに比例するように、祈りの調子は次第に苦渋に満ちたものに変わっていった。しかし、彼らは先祖たちに驕慢の心を起こさせ、あなたの命令に従わず、聞き入れようともせず、あなたが彼らに行われた驚くべきみわざを忘れました。かえって頑なに、頭を巡らして、一人の頭を立て、エジプトの奴隷であったところに帰ろうとしました。

広場に溜め息が漏れた。それは、遠い先祖への非難というより、自分自身の心に潜む同じ衝動への慄きに近かった。安穏と隷属を、約束の地での戦いよりも選びたがる、あの恐ろしい性向は、今この場にいる自分たちの中にも、確かに脈打っている。

祈りは、士師の時代から王国の時代へ、そして捕囚へと、繰り返される神の憐れみと民の背信の循環を、執拗なほどに語り続けた。あなたは何度も彼らを救うために士師を送られた。しかし、彼らは再び堕落した。預言者を送って警告されたが、彼らは耳を貸さなかった。ついに、北のイスラエルはアッシリアに、南のユダは今の自分たちが帰ってきたこの地で、バビロンに滅ぼされた。すべては、律法に記されたとおりの、契約の破棄の結果だった。

「しかし、私たちが犯した大きな罪にもかかわらず、あなたは私たちを滅ぼし尽くされず、私たちを見捨てられませんでした。あなたは情け深い、恵み深い神であられ、怒るのにおそく、慈しみ豊かで、ご自身を捨てることをされないからです。」

この一節で、祈る者の声がかすかに詰まった。これがすべての核心だった。裁きは真実だが、それ以上に真実なのは、神の変わることのない慈しみであった。捕囚は終わりを告げた。ペルシャの王の心を動かし、彼らをここに帰還させたのも、この方の深い憐れみにほかならない。

祈りは、今、この瞬間へと向かう。「今や、私たちの神よ。大きな苦難が私たちに臨み、私たちの王、つかさ、祭司、預言者、先祖、そしてあなたのすべての民に対して、アッシリアの王の日から今日まで、あなたが下されたさばきにもかかわらず、私たちは大きな罪を犯しました。」

彼は言葉を選び、ゆっくりと、しかし重く言い切った。「あなたのすべての慈しみに対して、私たちはあなたに従いませんでした。また、あなたが私たちに与えられたあなたの律法を守りませんでした。」ここにすべてが集約されていた。恵みと背信。それが、この民の、否、この一人一人の歴史の名であり、本質だった。

そして、最後の訴え。「しかし今、私たちの神よ。私たちに、どんなに重い罰が下されても、私たちはそれに耐える覚悟でいます。なぜなら、私たちはあなたにそむいたからです。」これは赦しを乞う哀願というより、契約の重さを全て引き受けようとする、厳粛な宣言のように響いた。彼らは、もはや逃げ場を求めていない。ただ、その場に立ち、事実を見つめている。

日はすでに西の山肌に傾き、長く伸びた城壁の影が、広場の全体を覆いはじめていた。荒布をまとった人々の姿は、薄暗がりの中で一つのかたまりのように見えた。祈りは静かに結ばれた。そこには、派手な解決の約束も、突然の祝福の保証もなかった。ただ、罪の自覚と、それにもかかわらず変わることのない慈しみへの信頼が、冷たい石の地面に、そっと置かれているだけだった。

人々は、しばらく動かなかった。ただ、肩を震わせて泣く者、天を仰ぐ者、深くうつむいたままの者。そして、やがて誰からともなく、家路につき始めた。その歩みは、朝集まってきた時よりも、どこか確かだった。彼らは、自分たちが誰であり、どのような神の前に立っているのかを、骨の髓まで思い知らされたからだ。それは苦い知識だったが、同時に、城壁の石と同じくらい確かな、唯一の土台だった。

その夜、エルサレムの家々の窓に灯ったともし火は、新しい契約への、静かな決意のように、闇の中で揺らいでいた。壁は完成した。しかし、本当に建て始めるべきものは、今、彼らの心の中に、ようやく礎石が据えられたばかりであった。

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