聖書

聖所の光とレビの奉献

日が傾き始める頃、幕屋の前の空き地には、うっすらと砂塵が舞っていた。風は熱を帯びておらず、かすかに乾いた草の匂いを運んでくる。モーセは、肘を膝について地面を見つめていた。帳幕の入口から漏れる金色の光が、彼の影を不規則に長く引き伸ばす。幾日も続いた主からの言葉の重みが、肩に残っている。彼はゆっくりと立ち上がり、亜麻布の衣の裾を払った。

アロンが近づいてきた。その歩き方には、祭司としての慎重さと、兄としての気遣いが混ざっていた。「主の言葉は、すべて明らかになったか」と彼は低い声で尋ねた。

モーセはうなずき、そして口を開いた。「あの燭台のことだ。七つのともし火皿を、前に向けて光を放たせよ、と。わざわざそう命じられた意味を、私は考えていた」

アロンの目が、幕屋の聖所の方へ向いた。そこには、彼が毎朝、毎晩、整えなければならない純金の燭台が据えられている。一塊の金を槌で打ち出して作られた、あの繊細な造形。アーモンドの花をかたどった飾り。彼は手入れの際、指先に伝わる冷たい金属の感触を思い出した。

「光は前に向かう」とアロンが呟くように言った。「祭壇のパンも、私が捧げる香も、すべては主の前にある。ならば、光もまた、主が臨在される聖所を照らすためにある。それが、前に向けて灯せとの意味ではなかろうか」

モーセはその言葉を聞き、胸の内で腑に落ちるものを感じた。指示は細部にまで及んでいた。ともし火皿の位置、芯の切り方、オリーブ油の純度。すべてが、何気ない行為の中に潜む意味を問うているようだった。主の律法とは、時にこうして、物質的な規程を通じて、目に見えぬ真理を映し出す鏡のようなものだ、と彼は思った。

数日後、レビ族の男たちが集められた。彼らはまだ、自分たちに与えられる特別な務めについて、はっきりとは理解していない様子だった。家族ごとにまとまって立ち、不安そうな目をした者もいれば、どこか誇らしげに胸を張る者もいた。砂漠の生活で日に焼けたその肌は、粗布の衣服の下でごつごつとしていた。

清めの儀式は、朝もやが残るうちに始まった。灰まじりの水が、ヒソプの束を使って彼らに振りかけられた。冷たいしずくが額を伝う。その後、全身の毛を剃刀でそり落とす。ざらついた石鹸と水で体を洗い、衣服をすべて清める。それは、かつてエジプトの奴隷だった過去を、文字通り「洗い流す」行為でもあった。一人の若いレビ人、エリアフは、剃刀が肌に当たる感触に身震いした。隣にいた父親が、黙って彼の肩を叩いた。

三日目、彼らは再び幕屋の前に立った。今度は、イスラエルの全会衆が周りを取り囲んでいる。人々のざわめきが、低い波のように寄せては返す。モーセが前に出て、手を上げた。静寂が広がる。

「主はこう仰せられる」と彼の声は乾いた空気を切った。「レビ族は、イスラエルのうちで、すべての初子の代わりとして、わたしに属する者とされた。エジプトの地で、わたしがすべての初子を撃った時、イスラエルの初子は、過越の羊の血によって贖われた。今、レビ族は、そのすべての初子の代わりとして、わたしのものとなる」

人々の中から、かすかな嘆息が上がった。あの夜の記憶が、保護の裏にあった厳粛な交換を、改めて思い起こさせた。

次に、アロンとその子らが進み出た。彼らは、レビ族の上に手を置いた。それは重く、温かい圧力だった。エリアフは、大祭司の手のひらから伝わる、油と香料のほのかな匂いを感じた。この瞬間、彼らは「主への奉献の揺祭」とされた。生け贄ではない。しかし、生け贄を捧げる行為を通じて、彼ら自身が生きた犠牲として捧げられるのだ。

雄牛二頭が連れ出された。一頭は罪のためのいけにえ、もう一頭は燔祭のためだ。手順は厳格に、しかし自然な流れで進められた。血が注がれ、脂肪が焼かれ、肉と皮と糞は宿営の外に運ばれて焼かれた。煙がまっすぐに天に昇っていく。儀式の間、レビ族はじっと立っていた。彼らの目には、これから始まる長い奉仕の歳月が見えているようだった。

その後、アロンが彼らを前に進ませた。幕屋の入口で、彼らは仕えるべき場所を示された。そこには、あの金の燭台が、柔らかい光を放っていた。七つのともし火皿がすべて前に向けられ、聖所を均等に照らしている。アロンは、油を注ぎ、芯を整える所作を、若いレビ人たちに実演してみせた。彼の動きは無駄がなく、一つひとつに祈りが込められているようだった。

「この光は、主の御前にある」とアロンは静かに言った。「あなたがたの務めは、この光が消えることのないようにすることだ。それは、イスラエルの祈りが絶えることのないようにするためでもある」

エリアフは、燭台の金色の輝きを見つめた。アーモンドの花の飾りが、ゆらめく炎の灯りを受けて、微かにきらめいている。彼は、自分がこれから担う仕事が、単なる「手入れ」ではないことを悟った。彼は、聖所における光の番人であり、民の奉献を象徴する存在の一部となるのだ。

日が暮れ、宿営には星が輝き始めた。幕屋の聖所からは、ともし火の温かな光が、亜麻布の壁を通してほの暗く漏れている。モーセは一人、天幕の外に佇んでいた。一日の出来事が、彼の心を巡る。主の指示は細やかで、あたかもすべてを初めからご存知であるかのようだ。清めの水、剃刀、手を置く儀式、いけにえの血——すべてが、レビ族を「主のもの」として区別するための、不可欠な段階だった。

彼はふと、荒野の旅路そのものを思い浮かべた。民は移動する。幕屋は解体され、また設営される。そのたびに、燭台は包まれ、慎重に運ばれ、再び灯される。レビ族の務めもまた、そうした繰り返しの中にある。地に根を下ろさない人生。しかし、その中心には、消えることのない光があった。

風が少し強くなり、彼の髪を揺らした。遠くで、子羊の鳴き声が聞こえる。全てが、主が定められた秩序の中に収まっている。今日、レビ族が奉献されたことにより、イスラエルの宿営は、また一つ、神聖さの輪郭を明確にした。モーセは、そのことを深く噛みしめながら、ゆっくりと自分の天幕へと歩き始めた。彼の背後では、幕屋のともし火が、荒野の闇の中、確かに、前に向かって静かに燃え続けていた。

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