リヴカは、毎日が砂のように手からこぼれ落ちていくのを感じていた。彼女のテントの入り口に座り、遠くの丘を見つめながら、長い年月が過ぎ去ったことを思った。子供の声が聞こえない静寂は、彼女の胸に重くのしかかった。周囲のささやき、時折投げかけられる憐れみの視線、そういったものすべてが、彼女の存在を次第に色あせた布のように薄くしていくようだった。夫のエリアスは善良な男だったが、彼の沈黙が時として一番痛んだ。彼らのテントは、他の家族たちの活気ある営みから、少し離れた場所にあった。まるで、彼女の不妊が伝染するでもあるかのように。
ある夕暮れ、町に預言者が現れたという知らせが広まった。人々は広場に集まり、その男の言葉を聞こうとしていた。リヴカも流れに押されるようにして出かけた。彼は年老いていたが、声には不思議な力があった。初めはいつものように、咎と悔い改めについて語っていた。リヴカの心は半分どこか遠くにあった。しかし、預言者の語調が変わった時、彼女ははっと我に返った。
「嘆くな、不妊の女よ。」彼はそう言った。その言葉は、まるでリヴカひとりに直接呼びかけるかのように鋭く、そして優しく響いた。「声をあげて喜び歌え。子を産まなかった女よ。さあ、喜びの叫びをあげ、歓声をあげよ。あなたは、夫のある女よりも多くの子を産むのだから。」
周囲のざわめきが聞こえなくなった。リヴカは息を呑んだ。彼は続けた。テントの広げ方、住まいの拡張について、奇妙なほど具体的に語り始めた。「あなたの天幕の場所を広くせよ。幕を張る綱を長くし、杭を強く打て。右にも左にも広がれ。あなたの子孫は、国々を継ぎ、荒れ果てた町々を住みかとするであろう。」
それは、単なる慰めの言葉ではなかった。それは宣言だった。約束だった。リヴカの内側で、長年凍りついていた何かが、微かにきしみ始めた。彼女は顔を上げ、預言者の目を見た。彼の目には、彼の年齢からは考えられないような、遠くを見据える光があった。彼は、今ここにいない者たち、まだ見ぬ者たちについて語っているのだ。それは、彼女という一人の女を通して、何かが始まろうとしていることの告げ知らせのように感じられた。
その夜、テントに戻ったリヴカは、エリアスにその話をした。彼は黙って聞き、炉の火を見つめていたが、やがてゆっくりとうなずいた。「あの預言者は、イザヤという者らしい。彼の言葉は、しばしば私たちの理解を超える。しかし…」彼はリヴカの手を握った。「彼が『恐れるな』と言っていたそうだな。それは、いつでも真実な言葉だ。」
それからのリヴカは変わった。外見は同じでも、内側の風景が一変した。彼女は毎朝、テントの入口に立つと、広がる荒野を見渡した。預言者の言葉を繰り返し思い出した。「あなたの造り主は、あなたの夫。万軍の主がその御名。あなたを贖う方は、イスラエルの聖なる方。全地の神と呼ばれる。」彼女の夫はエリアスだった。しかし、その言葉は別の次元の結びつき、揺るぎない所有権について語っていた。それは、彼女の価値が子を産むかどうかで決まるのではなく、もっと根源的なところで定められているという宣言だった。
少しずつ、彼女は行動し始めた。まず、テントの内側を整理し、使われていない布を広げてみた。かつては、将来の子供のために取っておいた布地だった。彼女はそれを、今ここにいる人々のために使うことにした。近くに孤児がいることを思い出し、食べ物を持って訪ねた。最初はぎこちなかった。子供たちは警戒していた。しかし、リヴカの内側に芽生えた静かな確信が、彼らの心を少しずつ溶かしていった。
ある日、戦争で家族を失った少年、ヨナタンが、彼女のテントのそばにうずくまっているのを見つけた。迷わず、彼を中に招き入れた。エリアスは驚いたが、反対はしなかった。そうして、一人、また一人と、傷つき、寄る辺ない者が彼女の元に集まるようになった。それは血縁ではなかった。しかし、テントはかつてない活気に満ち始めた。笑い声、喧噪、時には泣き声。リヴカは、彼らが皆、預言者の言葉で言う「あなたの子」なのだと感じた。
数年が経った。リヴカの周りには、かつての孤児たちが成長した若者や、他の理由でコミュニティからはみ出した者たちが集う、小さな共同体ができあがっていた。彼らは彼女を「母」と呼んだ。血はつながっていないが、それは紛れもない家族だった。
ある嵐の夜、彼女はテントの中で、嵐の音を聞きながら、あの預言者の言葉の別の側面を思い巡らせた。「わずかな間、わたしはあなたを捨てた。しかし、深い憐れみをもって、あなたを集める。激しい怒りの瞬間、しばらくの間、わたしは顔をあなたから隠した。しかし、とこしえの慈しみをもって、あなたをあわれむ。あなたの贖い主、主は言う。」
彼女は、自分の人生の「不毛」の時代を振り返った。それは確かに、神に捨てられた、顔を隠された時のように感じられた。孤独で、意味を見失いかけた長い年月。しかし今、彼女は理解し始めていた。あの時さえも、何かの準備期間だったのかもしれない。あの絶望の深さがなければ、今ここに集まる者たちの痛みを、これほどまでは理解できなかっただろう。彼女自身の「恥」が取り除かれたのは、外からの評価が変わったからではなく、彼女の内側で、神の目に映る自分自身の姿が少しずつ見えるようになってきたからだった。
ヨナタンが、外から駆け込んできた。「母さん、見て! 雨が上がったよ!」
リヴカはテントの入口に出た。嵐の通り過ぎた後の空は、深い藍色から灰色へと変わり、東の地平線に一条の光が差し始めていた。空気は洗われ、荒野の灌木からは雨滴がきらめいていた。その光景を見ていると、預言者の最後の言葉が、自然と心に浮かんできた。
「山は移り、丘は動く。しかし、わたしの慈しみはあなたから移らず、わたしの平和の契約は動くことがない。あなたをあわれむ主は言われる。」
彼女の人生には、もはや確かな保証など何もなかった。エリアスは年老い、集まった子供たちの将来は定かではない。周囲の国々の情勢は相変わらず不安定だった。しかし、リヴカはその光の中に立って、ある確信に満ちていた。それは、嵐の只中で与えられた約束が、嵐の後にも決して変わらない、という確信だった。彼女の子孫——血のつながらぬ、この多様で傷ついた家族——は、確かに広がっていくだろう。彼らが受け継ぐものは、土地や富ではなく、あの夕暮れに広場で聞いた、揺るぎない約束の記憶だった。
彼女は振り返り、テントの中の顔を見渡した。彼らは彼女の宝物だった。そして、彼女は深く息を吸い、胸に広がる暖かい確信をかみしめた。彼女の物語は、決して不妊などではなかった。それは、ただ、異なるかたちで実を結ぶことを待つ、長い長い季節の物語だったのだ。



