聖書

ヨナとうごまの木

夕陽がニネベの町の粘土壁を赤く染めていた。ヨナは丘の上に座り、膝を抱えていた。足元には、乾いた土の粉が風に舞い、彼の粗末な外套の裾に淡い跡を残す。町は、もう何日も穏やかな日常を取り戻していた——あの四十日という宣告が、まるで嘘のようだ。彼の喉の奥に、苦い澱のような感情がこびりついている。悔い改めた。神は思い直された。それでいいはずではないか。そう自分に言い聞かせても、胸腔のあたりを押しつぶすような憤りは消えなかった。

彼は東の方、町を見下ろすこの場所に、杭と枯れ枝で仮の小屋を急ごしらえで建てた。屋根らしい屋根もない。蔦を編んだだけの天蓋は、昼の苛烈な日差しをろくに遮らず、ただ心理的な境目を作るに過ぎなかった。何を見ているのだろう。災いが下るのを、未練混じりに待っているのだろうか。あるいは、この町の平穏が、いかに脆いものであるかを証明したくて? 彼は自分自身に対してもう弁明する気力もなく、ただ無言で座り続けた。

夜が明ける頃、肌を刺すような暑さがやって来た。太陽は容赦なく砂塵を照りつけ、丘一帯に白い光のヴェールをまとわせる。ヨナは外套のフードを深くかぶり、うつむいた。額の汗が眉毛ににじみ、目尻にしみる。舌は革のようだ。その時、ふと足元に小さな陰が落ちた。見上げれば、一晩のうちに——いや、彼がうとうとしていたほんの数刻の間に——何かが生えている。とうごまだ。それは驚くべき速さで茎を伸ばし、広い葉を茂らせていた。葉は柔らかく、薄緑で、光を透かすと脈が網目のように浮かび上がる。彼は思わずその陰に身を寄せた。ほんの少し、ほんの少しだけ涼しい。葉のかすかなざわめきが、焼けつく風に混じって聞こえるような気がした。その瞬間、彼の心に小さな、言い知れぬ安らぎが湧いた。この小さな命の蔭に、彼は理由もなく、深く、息をついた。ああ、この木よ。まるで無言の友のようだ。彼は目を閉じ、とうごまの木が与えてくれたこの一時の恵みに、無意識にすがっていた。

次の日は、一層暑かった。朝もやが消えきらないうちから、空は鈍い鉛色を帯び、熱風が砂を渦巻かせる。ヨナは早くから目を覚まし、ふととうごまの木を見やった。すると、昨夜までの鮮やかな緑が、くすんだ茶色に変わり果てているではないか。葉は縮れ、縁から枯れ上がり、茎は無力に垂れ下がっていた。よく見れば、小さな青虫が無数に這い、葉肉を貪っている。一本、また一本と、命の灯が消えていく。彼は呆然と見つめた。陰は消え、灼熱が直撃する。同時に、心の内にあったかすかな安らぎが、剥ぎ取られるようにして失われた。怒りがこみ上げてきた。理不尽な、子供じみた怒り。なぜだ。この一本の木さえ、私から奪うのか。この酷暑の中、唯一の慰めだったものを。

その怒りは、すぐに自らに向かう。なんて浅はかなのだ。一本の植物に心を寄せるこの自分が。だが、それ以上に、その木を取り去った者——おそらくは、あの方へ——に対する歯ぎしりするような憤慨が彼を支配した。太陽はますます強く照りつけ、灼熱の東風が彼の皮膚を舐める。外套は重く、汗で張り付く。頭はクラクラし、喉の渇きは痛みに変わりつつある。「わたしは生きているより、死ぬ方がましだ」。その言葉が、乾いた唇をついて出た。それは祈りというより、呪詛に近い吐息だった。

すると、風の中に、ある声音が混じった。声というより、彼の考えに直接響くような、深い沈黙を破る響きだ。

「とうごまの木のことで怒るのに、よいわけがあるか。」

ヨナは顔を上げた。眼前に幻影があるわけではない。しかし、その存在は、暑さの歪む空気よりも確かに感じられる。

「怒るには十分だ!」彼は叫んだ。「死ぬほど怒っている!」

その声音は、荒れ地の静けさのように、彼を包んだ。

「あなたは、自分で苦労もせず、育てもしなかったこの一本の木を惜しんでいる。それは一夜にして生え、一夜にして滅びた。ならば、わたしは、この大きな町ニネベを惜しんではならないのか。ここには、右も左もわからない十二万以上の人間がいる。無数の家畜がいる。」

声音はそこで止まらなかった。まるで、長い間溜めていた思いを、静かに溢れ出させるように、続いた。

「彼らはわからなかった。だから、わたしは告げさせた。あなたを通して。彼らが悔い改め、方向を転じたとき、わたしの手を下す必要がなくなった。あなたは、たった一本の木の喪失に心を痛める。わたしは、十二万の魂の喪失に心を痛める。どちらが重いか。」

ヨナは答えられなかった。言葉が、喉の奥で砕けた。彼の眼前には、枯れたとうごまの木が無残に倒れていた。その向こうには、広大なニネベの町が、朝の煙と共に息づいている。女たちが井戸端に集い、子どもたちが路地を駆け回り、商人たちが商品を並べ始める——その一つ一つの生活が、遠く霞んで見えた。

風が少し和らいだ。灼熱は変わらないが、彼の頬を伝う一粒の汗が、砂地に落ち、小さな跡を作った。彼はまだ怒っているだろうか。あるいは、その怒りの根底にあった、巨大な何か——理解を超えた神の憐れみの広さへの、畏れと眩暈のような感情——に、ただ圧倒されていた。

彼は再び膝を抱え、町を見下ろした。夕方までの長い時間が続く。答えはまだ、風の中に漂っている。彼自身の心の中にも。物語は終わらない。ただ、この暑い丘の上で、一人の男と、彼を包む計り知れない沈黙が、次の頁を待っている。

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